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執筆者の写真nakahara mokuzai

稲刈り

昨年から極力タイミングを合わせては、お手伝いしにいく田植えや稲刈り。

萩市内から小一時間ほど山へ行った古い山里の代々農家を営まれてきたお家の稲仕事。


ここに向かうまでの道も本当に良くて、昔話に出てくるような集落がポツポツと。

今は秋へ向かう空気感が気持ち良い。


稲刈りの後に「はぜ干し」を行う。

こうして少しづつ天日で乾燥させる事で美味しい米になるとの事。

木材も少しづつ乾燥させた方が無理のないしっかりじっくりと乾燥した良い材に育つ。

(でも乾燥室の利便性も大事。それぞれメリットデメリットがあるから)


あ〜新米、どうやって食べようかな。

シンプルなおにぎりは勿論、これを考えるのも秋のたのしみ。


昨年は害虫が発生して萩界隈のお米は収量が少なかったよう。

今年は虫の被害もなく収量はあるけど長雨で稲が倒れてしまい、食べられる米はその一部となるみたいです。

素人が聞くとそれだけで目が眩みそうな手間暇を惜しんで育てられていて、いつもその心中を思うと静かに感動します。




赤米も!きれいだなぁ。他にキビなども収穫されていた。

キビや粟、ヒエ、雑穀ご飯が好きなので、来年は少し育ててみたいな。

稲刈り中に、蛇が・・

いつも見かける青大将とはどうも違う!なんとマムシでした。

(この辺りではマムシのことを「ハミ」と呼ぶ)


ハミの肝はとても身体に良いみたい。

おばぁちゃんがすぐに鎌で仕留めて肝を取り出して食べて、びっくり!

皮や肉も乾燥させたりして食べることができるよう。

先人の知恵を垣間見る。


うちの入り口に鎮座するお地蔵さん用にたくさんの季節の花も分けてもらいました。

たくさんいただいたので少し部屋にも。


部屋が華やいで、慌ただしい日々が潤う。

朝の束の間、キャンドルの火を眺めながらいい時間。

(いつもこうして過ごせたらいいけど大体慌ただしい。)

秋は本当に良い季節。一年で一番好きかもしれない。

食欲の秋。秋の夜長。紅葉。好きだな〜


またこのことについても書きたい。

うちの前に鎮座するお地蔵さんの事も。

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