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執筆者の写真nakahara mokuzai

天然のワサビ

萩には○○ストアとか○○商店とか小さな商店が多い。


スーパーに流通しないローカルな食材があって、行く度に何か違うものが入ってる。

初めて見るものがあると店のおっちゃんやおばちゃんに教えてもらったりして、ついでにその食材を使った美味い食べ方なども教えてもらう。

そして本当にみんなよく働く。商店の事についてはガッツリと改めて記したい。


この前 店を覗くと干物の箱の下に何やらワサビっぽいのが。

ここにあるという事は多分天然のワサビだと思うけど絶対高いし売り物じゃないかもしれない。・・・と思いつつ支払いの時におっちゃんに聞いてみたらなんと売り物との事!

しかも市場より相当お手頃。しかも石見の山奥の秘境の沢に生えている天然物。




という事ですぐにGET。


ワサビといえば以前に食べたことのある「うずめ飯」を思い出した。

うずめ飯は美味しい新鮮なワサビが決め手になる郷土料理で、山口県内や近隣県の山間部で昔から食べられてきた料理のよう。

ハレの料理だけど質素倹約を命じられていた諸藩の人々が、ご飯の下に魚や椎茸や野菜などを「うずめ」ていて、見かけは白いご飯にワサビが小さくのっかっているのみ。・・に見える料理。うまく工夫してハレを祝っていたのか。そんな由来も好き。


ご飯は最近ハマっている鉄鍋で炊き、具材を用意し、仕上げにワサビ。

お出汁をかけて頂きます。


美味しかったと10回言っても足りない。

またやろう。


天然ワサビをもしも手に入れる事があったら試してみてください。

おしまい。


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