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執筆者の写真nakahara mokuzai

前につくった、あの時のエピソード

ツインシネマ (山口県萩市・映画館)


昔萩には2軒の映画館があってとてもよく賑わっていたそう。

近隣の村にも映画館があったそうで!


ツインシネマも数々の困難を乗り越えながら現在も営業中。


スクリーンが2つあるからツインシネマだとか!


これはbefore



チュウゲンが小さい頃は映画館の一階にハンバーガーとかジュースとか頼めるショップがあって、上映前に注文しておくと上映中にアナウンスが入って映画観ながらハンバーガーとか食べれたみたい。夢がある。なんか羨ましい。


改装後




今はドキュメンタリー映画なども上映されているところが好き。

(個人的近年のハイライトはマックィーン モードの反逆児、ヨコハマメリー、瞽女GOZEなどなど。他にも気になるドキュメンタリー映画が度々。ドキュメンタリー好きなんで嬉しい。)


たまに監督さん来場の上映会などもあって、映画づくりの空気感を直に感じる事ができるところも嬉しいし貴重。小さな映画館の良いところ。


遡ること10年以上前。

映画館のロビーをもっとカッコよくしたいという依頼を受ける。


ロビーの雰囲気は、映画を見る前のワクワク感を出すための提案をした。


夢があって、どこか未来のような雰囲気があって、映画という非現実の世界に向かう前の準備の空間に。これから始まる映画の世界観、ムードや高鳴りが増すようなエントランスになるように。


使用した材は全て廃材だったので、廃材でどうやって未来的な雰囲気や世界観を出すかがとても大変だったみたいです。


「未来感」と「廃材」は相反するテーマだが塗装で未来感を出す。


思い起こせば、ツインシネマで初めて観た映画は、ガンダムだった。

カウンターは初期ガンダムをイメージしたデザインに。


毎晩、上映が終わった映画館で夜中にひとり作業して製作していた。

夜になると1階にある居酒屋さんの美味しそうな匂いが漂ってきて

いつもお腹が空いていたそう。


今もあれこれといい映画がやってきてます。

中原木材の工場前にもいつも上映中のポスターが貼られてるのはもう何年もお馴染みの風景。



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